shnp’s diary

16年間のサッカー人生

小学生編5「今日の友は明日の敵」

 

5年生の時は小学6年間の中で1番結果が残せて急成長した1年間になった。

 

 

 

自分のチームでは当時の「住友信託カップ」という大会で多摩市、稲城市、狛江市のブロック予選を2位で勝ち抜きこの大会ではクラブ史上初となる東京中央大会への進出を果たした。

 

 

 

東京中央大会という初めての舞台をみんなで楽しんで、チームにも新たな歴史を残せたことから、予選で敗退してしまったものの、みんなの表情は明るかった。

 

 

 

自分もこの大会をみんなと楽しめたが、上には上がいるということを痛感した大会でもあった。

 

 

 

 

5年生の一大イベントといえば色んなところから選抜チームを集めて開催する「多摩市招待大会」

 

 

 

この大会には多摩選抜として今までのライバルたちと同じチームになり参加した。

 

 

 

この大会は毎年開催されているが多摩選抜は今まで、あまり良い結果が残せていなかったが今年は一味違った。

 

 

 

自分の代の多摩市のサッカーはどのチームもレベルが拮抗していてお互いがライバルだと認識していた。

 

 

 

昔からそのライバルたちとチームは違えど、切磋琢磨してきただけあっていざ集まるとやっぱり強かった。

 

 

 

予選を難なく通過し、準決勝まで進み迎えたのは強豪横浜選抜だった。

 

 

 

予選の相手とは比べものにならないくらい強かったがそれ以上に多摩選抜は強かった。

 

 

 

結果は2–1で横浜選抜を下し決勝まで駒を進めた。

 

 

 

ちなみに多摩選抜のみんなはすごい仲が良くてどこにも負けないくらい仲の良さとチームワークがあった。

 

 

 

そのチームワークこそ強さの秘訣だった。

 

 

 

敵として戦う時は大嫌いだけど仲間として集まれば心強くて大好きな人たちだった。

 

 

 

 

そして相模原選抜との決勝戦

 

 

 

前半から押し込まれる展開が続いたがなんとかしのぎ切って前半を0-0で折り返すと

迎えた後半、多摩選抜が徐々にペースを掴みコーナーキックから先制した。

 

 

 

1点リードで迎えた試合終盤、ふと「このチームでサッカーできるのもあと数分しかないのか…」と寂しさが込み上げてきたのを今でも覚えている。

 

 

 

そしてこの1点を全員で守り抜き1−0で勝利し多摩選抜の優勝で大会は幕を閉じた。

 

 

 

試合後はみんなで優勝を分かち合った。

 

 

 

そしてチームが解散するときはすごく寂しかった。

 

 

 

「昨日の敵は今日の友」として集まったが明日からはまた敵として戦うことになる。

 

 

 

サッカーには「昨日の敵は今日の友」があれば「今日の友は明日の敵」もある。

 

 

 

それの繰り返しがサッカーの魅力の一つだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。

完成した記事を全部消してしまうというアクシデントがあり心が折れかけましたが、なんとか書き上げることができました。

まだタイピングが遅すぎて1つの記事を書くのに約1時間半くらいかかっています。

結構苦労して書いているので、それを読んでくれるのはめちゃくや嬉しいしやる気に繋がるのでこれからもぜひ読んでください!