shnp’s diary

16年間のサッカー人生

小学生編6「進路」

 

 

いよいよ最終学年になり小学校生活も終わりに近づいてきた。

 

 

 

6年生といえば中学の進路を考え出す時期である。

 

 

 

当時の自分は中学校の部活ではなくクラブチームでサッカーを続けたいと思っていて、多摩市周辺のクラブチームの何チームかで迷っていた。

 

 

 

そんなある日、多摩選抜での試合後、見に来ていたFC多摩のコーチと話す機会があった。

 

 

 

そのコーチは自分のプレーをとても褒めてくれて、ぜひうちに来て欲しいと話をしてくれた。

 

 

 

今までこういう誘いを受けたことがなかった当時の自分はそれがすごい嬉しくて迷わずFC多摩でサッカーすることを決断した。

 

 

 

多摩選抜で仲が良かった人たちも何人かはFC多摩でサッカーを続けることもあってものすごく楽しみだった。

 

 

 

進路も決まり、残す大会は「卒業記念大会」と「多摩市招待大会」この2つの大会が小学校生活の締めくくりとなる。

 

 

 

卒業記念大会は多摩市の全チームが集まりトヨニUSCとして出る最後の大会。

 

 

 

長年戦ってきたライバルたちともこれが最後の戦いになる。

 

 

 

小学校生活の集大成ということもありみんないつも以上に気合が入っていたこともあり順当に勝ち進み、迎えた準決勝。

 

 

 

準決勝の相手は、今までずっとしのぎを削ってきてお互いのライバル意識がものすごく高い因縁の相手だった。

 

 

 

選抜で一緒にやってきた仲良い人が何人もいるチームなだけあって絶対に負けたくなかった。

 

 

 

もしかしたら小学生のチームの中で1番負けたくない相手だった。

 

 

 

このチームとの今までの試合は負けたことがなかったけどほとんど引き分けでなかなか決着がついてなかっただけにお互い勝ちたい気持ちはものすごく強かった。

 

 

 

試合開始から激しい試合になりどっちが勝ってもおかしくない展開だった。

 

 

 

因縁の相手との最後の試合

 

 

 

結果は0-1で負け。

 

 

 

相手が今まで見たことのないくらい喜んでたのを見て悔しくて泣きそうだった。

 

 

 

そしてみんなとの最後の試合になる3位決定戦。

 

 

 

同じ中学のチームに進むチームメイトがいなかったからこれがみんなと最後の公式戦になる。

 

 

 

寂しさもあったけど最後の試合をみんなで楽しんで勝利し、トヨニUSCとしての最後の大会を3位で終えた。

 

 

 

もちろん今まで戦ってきたライバルたちに最後の最後で勝ち逃げできなくて3位に終わったのは悔しかったけど、チームメイトのみんなと何年間も一緒にサッカーができて楽しくて幸せな気分になった。

 

 

 

 

今回も最後まで読んでくれてありがとうございます!

次回が小学生編最後になります。

ぜひまた読んでください。